こんにちは、クートスラボの菅井です。今日は簡単なのに機能十分なWordPressのSEOプラグイン「SEO SIMPLE PACK」の使い方を紹介します。
人気テーマ「SWELL」と同じLOOS,Inc.さんが作られている国産プラグインです。
適切なタイトルタグ・メタディスクリプションの設定をすることは、検索で上位表示を目指すために大切なSEO対策のひとつです。簡単に使えますので是非導入してみてください。
はじめに 適切なキーワードの数について
検索表示目標のキーワードをむやみやたらに詰め込まないように注意してください。
タイトルには1回のみ、ディスクリプションには2回までが目安です。
これを踏まえた上で、設定を進めましょう!
設定の手順
1 プラグインをインストールする
新規プラグイン追加から「SEO SIMPLE PACK」で検索します。インストールしたら有効化してください。
プラグイン公式サイトでも詳しく説明されています:https://loos.co.jp/documents/seo-simple-pack/
今回はSEOの観点も加えながら説明していきます。
2 プラグインの管理画面にアクセスする
ダッシュボード左メニューの「SEO PACK」一般設定をクリックします。
サイトのタイトルにはキーワードは入れないようにしましょう。昔はここにもたくさんキーワードを入れていましたが、今はサイトタイトルの固有名詞だけを入力するようGoogleは推奨しています。
3 検索結果上で表示させるためのページタイトルを変更する
便利ツールの紹介
実際、どのような表示をされるのか確認するツールとして、ラッコツールのOGPチェッカーを使用します。
このページでは該当URLを入力すると、OGP画像の表示チェックと、タイトル、メタディスクリプションのチェックを行えます。
こちらを使いながら設定していきましょう。
フロントページなどの基本設定
基本設定です。
最初からデフォルトで表示されるサイトのタイトルとキャッチコピーが表示されています。
これはWordPressそのものの設定画面で入力するものですので、変更したい場合はダッシュボード左にある設定→一般設定へ入ります。
デフォルトのままでもこのプラグインは使えますが、先ほどWordPressの設定画面から設定したサイトタイトルとは違う、目標キーワードを入れたタイトルに変えてみましょう。ここはトップページが検索された時に表示される場所なので、想定キーワードを入れて構成してください。
例えば当サイトのサイトタイトルは「Kutos Labo -クートス・ラボ」と入力していますが、SEO packの管理画面上にて、検索表示時のページタイトルは「クートス・ラボ|南大阪のデザイン・ホームページ制作」としています。
これで、検索結果上ではキーワードが目立った表示になります。
チェックすると、サイトタイトルはシンプルですが、検索結果上では想定キーワード含めた表示がされているのが分かります。
この作業を、トップページだけではなく、全ての固定ページ分を調整します。
投稿ページ・固定ページのタイトルを設定
先ほどのOGPチェッカーに、固定ページのURLを順番に入力し、チェックしていきます。自動で設定されているページもあれば、不足を感じるページもあるかと思いますが、まずはプラグインの設定で、全ページに対する設定をこの管理画面から行います。
WordPressに戻り、SEO PACK一般設定の上にある「投稿ページ」タブをクリックして設定画面を切り替えましょう。
タイトル部分
ページタイトルは、デフォルトでは「固定ページ名」と「サイトタイトル」が並んでいますが、
先ほども変更しましたがサイトタイトルはシンプルなものですので、検索表示の際には少しボリュームが足りません。
ですのでここも手動で、トップページの設定同様、目標キーワードを組み込んであげます。
タイトルに目標キーワードをむやみに詰め込みすぎないように気をつけてください。同じ単語を2回以上入れないようにします。Googleのペナルティになる恐れあり。
メタディスクリプション
基本的にはこの設定のままで大丈夫です。
あとからページごとの編集ページにて個別に指定することもできますので、ひとまずここはそのままで問題ありません。
投稿ページ・その他ページ
こちらも同様に、記事タイトルのあとにサイトのキーワードを含む文言を追加します。ただし投稿のタイトルが長いと全てが表示されるとは限りませんので、理解しておきましょう。
カスタム投稿タイプも同様に、その特徴に沿って設定してください。
各ページごとに個別で変更する場合
固定ページ・投稿ページ共に、ページコンテンツごとにタイトルとディスクリプション、OGP画像を変更することも可能です。
各ページの編集画面の下部に【SEO SIMPLE PACK設定】というアコーディオンタブがありますので、そちらから変更します。
ここに入力した内容が優先されます。
以上がプラグインの大まかな使い方となります。
補足 メタキーワードについて
このプラグインでも入力する機能はついてますが、メタキーワードはSEOの意味を全く持っていませんので入力する必要はありません。Googleはキーワード欄を全く無視してますので、キーワード選定に時間を割く必要はありません。
サイト運営上のメモ程度で、現在どのキーワードを狙ってるかのメモを残す感じで使われるといいかと思います。
目標キーワードをサイトに盛り込む際の注意点
不自然に書きまくらない
自分で読んでいて「しつこいかな」と感じたら減らしましょう。あくまで自然な文章の流れで入れるようにしてください。連発すればするほど、ペナルティの対象となり、上位に上がらなくなります。
ALTタグに無理やりキーワードを書かない
ALTタグ(画像の補足コメント)は、目の見えない人がパソコンの読み上げツールを使った時に、その画像になんと書いてあるのかを判別するための機能です。
これを知らない人はむやみやたらにALTにコメントやキーワードを入れますが、Googleは画像に何が映っているのか人工知能で把握できます。
何より本当に情報を必要としている方が適切に読み上げ機能を使えないので、やめましょう。
バナーや、文字自体が画像になってるものに対して適切な文字を設定しましょう。