こんにちは。
今回はWordPressのサイトに簡単に新着記事を表示できるプラグイン「Display Posts」で、標準的な新着記事一覧を作っていきます。
- 使用しているテーマがクエリループブロックに対応していない場合
- 子テーマを作ったりフックで対応するのが難しい場合
上記のような場合は、このプラグインで対応できます。
クエリループブロックが有効なテーマでは、そちらを使用した方がいい
通常はクエリループブロックで十分に対応できると思いますが、私がよく使用する無料テーマ「Arkhe」では、Arkheブロックとの競合を避けるためにクエリループブロックが非表示になっています。
今回は子テーマを使用して制作することが難しかったので、プラグインで対応していきます。
Arkheテーマにてアクションフックを利用してクエリループブロックを有効化させるコードを紹介しますので、子テーマを利用できる場合はこちらのコードを参考にしてください。


SWELLでの使用方法については以下に紹介しております。ArkheとSWELLは同じ制作者さんですが、コードが若干違います。


プラグイン使用方法・使用例


「Display Posts」プラグインは、インストールしたらその後の設定画面などはありません。
その代わりプラグイン一覧画面の説明のところに、「詳細を表示」というリンクがありますので、そちらを参照しながら、使用したいスタイルに合わせてショートコードをカスタマイズしていくのですが、色々あって分かりづらいので、ベーシックな表示例をいくつかご紹介します。
使用方法


プラグイン専用のショートコード([ ]で囲まれている文字列)を、WordPressのショートコードブロックを使用して挿入してください。


例1)アイキャッチ・日付・カテゴリー名・タイトル
[display-posts posts_per_page="5" image_size="thumbnail" include_date="true" display-posts include_date="true" date_format="Y/m/d" category_display="true" category_label=""]
コード解説
上記のコードでは、
- 新しい順に5件表示する
- アイキャッチをサムネイルサイズで表示する
- 日付を表示する
- 日付のフォーマットは西暦・○月○日形式で表示
- 記事が所属しているカテゴリー名を表示
- カテゴリー名の前に表示される文字列の設定(見本では表記無しにしている)
このような設定になります。
これで標準的な最新記事一覧が表示されるはずです。
例2)日付・カテゴリー名・タイトル・記事の抜粋
アイキャッチのないシンプルな表示例です。
[display-posts posts_per_page="5" image_size="thumbnail" include_date="true" display-posts include_date="true" date_format="Y/m/d" category_display="true" category_label="" include_excerpt="true" excerpt_more="…"]
コード解説
上記のコードでは、
- 新しい順に5件表示する
- 日付を表示する
- 日付のフォーマットは西暦・○月○日形式で表示
- 記事が所属しているカテゴリー名を表示
- カテゴリー名の前に表示される文字列の設定(見本では表記無しにしている)
- 記事の抜粋を表示する
- 記事の抜粋の最後に「…」を表示させる指示
このような設定になります。
これでアイキャッチのないシンプルな最新記事一覧が表示されるはずです。
注:CSSはお好みで設定してください
CSSはご自身で自由に編集・追加してください。
例えば出力されるliにflexをかけて、その中身に対してorderで順番を決めてあげれば、タイトルの前に日付やカテゴリー名を移動させることも可能です。