サイト内を整理して滞在時間を増やす!なるべく費用をかけずに内部SEOをやってみよう
こんにちは。先日、外部SEOについての記事をアップしましたが、今回は内部SEO(サイト内で出来る施策)について解説していきたいと思います!


内部SEOとは??


SEO対策には大きく分けて「内部対策」と「外部対策」が存在する
今回説明する内部SEOとは、「検索エンジンに自分のサイトの内容を正しく伝えるために、自分のサイト内部でできる対策のこと」です。
例えば…
- 記事タイトルにキーワードを入れる
- 見出しタグ(h2・h3など)を適切に使う
- 関連する記事にリンクを貼る(内部リンク)
- ページの表示速度を速くする
- モバイル対応(スマホで見やすく)
などが、全部「内部SEO」に含まれます。
外部SEOとの違いは?
種類 | 具体例 | コントロールできる? |
---|---|---|
内部SEO | サイト内の構造や記事の最適化 | 自分でできる |
外部SEO | 他サイトからのリンク・SNSなど | 自分では操作しづらい |
つまり、内部SEOは自分の努力で改善できる範囲なので、初心者でも今すぐ取り組めるのが大きな魅力です!
また、内部と外部のどちらか一方ではなく、両方のバランスがとても大切です。
外から人が来ても、サイト内の構成がバラバラだとすぐ離脱されてしまいますし、逆に、完璧なサイト構成があっても誰も来なければ意味がありません。
では実際にどのような工夫をすればいいのでしょうか?
初心者が内部SEOで意識すべき3つのポイント


内部SEOでは、サイトの中を整えて、ユーザーにもGoogleにも「わかりやすいサイト」だと評価されるようにすることを目的としています。
ここでは、初心者でもすぐに意識できる3つのポイントを紹介します。
1.コンテンツの質を高める
いくらサイト構造を整えても、中身であるコンテンツがスカスカでは意味がありません。
大切なのは、「訪れたユーザーの疑問や悩みをきちんと解決できる内容」を作ることです。
例えばブログ記事でいうと、
- 記事タイトルは「誰に」「何を伝えるか」を明確にする
- 見出し(h2、h3)を使って内容を整理する(※最も重要!)
- 結論を先に述べ、そのあとで詳しい説明を加える
- 読み手が知りたい情報にすぐたどり着ける構成にする
Googleは、「ユーザーにとって役立つコンテンツ」を高く評価します。
キーワードの詰め込みではなく、まずは「読んだ人が満足できるか」を基準に記事を作りましょう。
特に「見出しの使い方」はサイト構成上、とっても大切なポイントですので、まずはこの見出しをしっかり設定していただくこと、これを一番意識していただきたいです!
2. サイトの構造をわかりやすくする
次に大切なのが、サイトの全体設計です。
どこに何があるのかがわかりにくいサイトは、ユーザーにとっても検索エンジンにとっても不利になります。
特に、内部リンクの設計は、内部SEOの要です。
- 関連する記事同士を内部リンクでつなぐ
- カテゴリーやタグを整理して、テーマごとにまとめる
- パンくずリスト(サイト内の位置を示すナビゲーション)を設置する
- 重要なページはトップページからリンクを送る
サイト内を「回遊」しやすくすることで、ユーザーの滞在時間が伸び、SEO評価も自然と上がっていきます。
WordPressならテーマを活用しよう
これらはWordPressでは使用するテーマによって標準で備わっているものがほとんどかと思いますので、WordPressでブログやサイトを運用されている方はテーマの選定を見直すだけで、大体改善する場合があります。
私がお勧めするのは当サイトでも採用しているSWELLというテーマ。
有料ではありますが購入する価値が非常に高い、素晴らしい高性能テーマです。
今使っているWordPressテーマに満足されていない方、これから始めたいけどどうしたらいいのかわからないという方は、ぜひSWELLテーマを使用してみてください。
SWELLテーマについて詳しくはこちら
3. ページ表示速度を改善する(ちょっと難しい)
スマホやモバイル端末の普及により、Googleも「ページスピード」をランキング要因の一つとして重視しています。
ページスピードインサイトというgoogleが提供してくれているスピード測定サイトでテストできますので一度やってみてください。SEO検定上では65点以上あれば及第点だと学びました。
これが結構改善させるのにテクニック・知識が必要なんですよね・・・。
個人的にはgoogleのページスピードインサイトは、「ちょっと厳しすぎるんじゃないの!?」と、私もかなり頭を悩ませるものの一つと感じておりますので、初心者の方が自力でやろうと思うと少し大変な印象です。もし困ったら一度お問い合わせください。
基本的にはWordPressプラグインを活用する
WordPressを利用しているならページスピードの改善はプラグインを活用することが一番近道です。
例えば・・・
- LiteSpeed Cache
- Autoptimize
- WP Super Cache
- EWWW Image Optimizer(画像圧縮)
このようなプラグインは無料で導入できるのでおすすめです。
ただし無料で使える範囲では、大幅な改善がしない場合もありますので、本気でスピード改善をしたい方は有料のプラグインを使用されることをおすすめします。
個人的には私が今まで本当に改善を実感できた有料プラグインでは「WP Rocket」がおすすめです。
初心者でもできる内部SEOチェックリスト


内部SEOは、特別な技術がなくても、基本を押さえれば誰でも無料で取り組むことができます。
ここでは、費用をかけずに、初心者の方がまず見直してほしいチェックポイントを紹介しますので、一つずつ確認しながら、自分のサイトをブラッシュアップしていきましょう。
1.タイトルにキーワードが入っているか?
記事タイトルには、狙いたいキーワードを自然に入れましょう。
ただし、不自然に詰め込むと逆効果なので、読みやすさも意識することが大切。
2.見出し(h2、h3など)を正しく使っているか?
記事は、見出しを使って論理的に整理しましょう。
見出し構成がきちんとしていると、読者もGoogleも記事内容を理解しやすくなります。
本の目次をイメージすると組みやすいかと思います。
h1はサイトのタイトル、もしくは記事のタイトルで、基本的には1ページに1つあれば大丈夫です。
サイトのタイトルと記事のタイトルで1ページ上に2つ程度あっても問題はありませんが、
多用しないようにしましょう。
記事コンテンツ内では基本的にh2以下を使用しましょう。
3.関連記事が配置されているか?
記事内に、関連する他の記事へのリンクを適切に貼りましょう。
サイト内の回遊性を高めることで、滞在時間やページビュー数が伸び、SEO評価も向上します。
WordPressテーマによってデフォルトで関連記事が表示されるようになっているテーマも多いですので、ぜひ活用しましょう。
関連記事を適切に表示させるためのカテゴリーやタグの設定を充実させることも重要です。
4.ページ表示速度は遅すぎないか?
ページスピードインサイトで65点くらいあれば問題はないといわれています。パソコン表示よりもモバイル表示の方が重要視されています。
自分のサイトをスマホで開いてみて、3秒以内にページが表示されるかチェックしてみてください。
表示が遅い場合は、画像の圧縮やプラグインの整理を検討してみてもいいかもしれません。
100点を出そうと思ったら相当の専門的な軽量化が必要になってくるので、個人的には現実的ではないと私は考えていますので、初心者の方は無理のない範囲で工夫を行なってみてください。
まとめ:まずは費用をかけずに自力でやってみよう!
内部SEOは、特別な専門知識がなくても、基本を押さえるだけで大きな差がつきます。
まずはこのチェックリストをもとに、自分のサイトをひとつずつ見直していきましょう。そうすることで外部パートナーに依頼をする前にある程度自分で改善できれば費用を抑えることにもつながります。